大学職員を半年で辞めて未経験でエンジニア始めました

はじめまして、株式会社Cluexのエンジニアの河原畑です。 昨年11月に入社して2ヶ月ほど経ったところで、自己紹介の記事を書かせていただきます。 入社してまだ日が浅いので、入社に至る経緯をメインに書いていきます。

Cluexで働く前のこと

学生時代は京都の大学の文学部で、西洋古典学を勉強しておりました。西洋古典学というのは2000年以上前の古代ギリシア・ローマの文学を研究対象とする学問で、私は主にラテン語で書かれたラテン詩を専門にしていました。修士課程まで進みましたが、自分はラテン文学を研究するというよりも、ただ読むのが純粋に楽しいという気持ちがあり、博士課程には進みませんでした。修士2回生で就活するに当たって、研究室に自分より優秀な多くの人たちがいたこともあり、優秀な研究者を支えたいという気持ちがあったこと、その上で仕事は早めに帰って趣味を充実させる生活をしたいと思っていたので、大学職員に絞って就活をしました。ラテン語も続けたいし、ドラムも叩きたい。またゲームが好きで、当時UnityとC#を独学して簡単なゲームを作ったりしていました。これも楽しかったので働きながらも続けたい。そのためには、確実に17時で帰れる仕事はとても都合が良かったのです。

運良く私大職員に内定をいただき、昨年4月から働き始めました。

目論見通りに、仕事が9時17時で済む生活が待っていました。初めはとても快適に働き、充実した生活を送っていましたが、徐々にレガシーな環境にもどかしさを感じるようになりました。新しいことを学びたい。最先端のスキルを身に付けたい。できれば自分の手で何か作れる仕事がしたい。気付いた時には、電車の中でも昼休み中も家でも狂ったようにプログラミングを勉強していました。大学の情報学科に入り直そうかと一瞬考えたりして、いろんな人に相談しました。

Cluexに入社するきっかけ

大学職員をやりながら「来世はエンジニアをやりたい」と言っていたのが、だんだん「今世でもいいのかな」と思うようになりました。昨年の夏頃から、第二新卒枠で未経験でエンジニアとして採用してくれる会社を探し始めました。その過程で、学生時代の先輩でエンジニアをやっている方に相談したところ、その先輩のお知り合いのツテでCluexを紹介していただきました。ITによって教育格差を無くすという理念に強く惹かれました。

Cluexの方々とお話をさせていただいた際に、文系卒でも大丈夫か、未経験でも大丈夫かなど、本当に色々な不安をぶちまけましたが、一つ一つ丁寧に不安を解きほぐしていただきました。また、オフィスの雰囲気がとても良いことも印象的でした。ここなら優秀な方々に囲まれて楽しく働き、スキルを身に付けて成長できるのではないかと考え、Cluexで働きたいと思いました。ご縁があって、昨年11月から入社することが決まりました。

Cluexに入社してからのこと

しばらくはインプットに専念することになっていて、高橋征義・後藤裕蔵著『たのしいRuby』(SB Creative)、竹馬力著『たった1日で基本が身に付く!Ruby on Rails 超入門』(技術評論社)、五十嵐邦明・松岡浩平著『ゼロからわかるRuby超入門』(技術評論社)、山田祥寛著『Ruby on Rails 5 アプリケーションプログラミング』(技術評論社)などの書籍や、「Ruby on Railsチュートリアル」を使ってRuby on Railsの学習をしているところです。GitやDockerにも少しずつ慣れてきました。まだまだわからないことがたくさんありますが、毎日疑問点を先輩方に質問できるため、独学よりもはるかに効率的に学べ、モチベーションも高く維持することができています。前職と勤務時間はあまり変わりませんが、今は1日があっという間に感じてしまうほど充実しています。(もちろん趣味の時間も取れています)

まずは業務に関われるレベルになることを直近の目標とし、今はひたすら目の前のことをこなそうと思います。中期的には、プロジェクトを引っ張っていく力のあるエンジニアとなって、より良いプロダクトを作ること、そしてより良いチームを築くことに貢献できるようになることを目指します。長期的には、世の中に良い影響を与えられるもの・面白いものを自分の手でイチから作れるエンジニアになりたいです。